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    更新日 : 2024年05月17日

    更新日 : 2024年05月17日

    外壁に小さな穴が…!ピンホール(気泡)の原因は外壁塗装の施工不良なの?原因や対策を詳しくご紹介

    ピンホール(気泡)の原因や対処法

     外壁塗装後、「綺麗に仕上がった外観を見て喜んでいたが、よく見ると小さい穴が空いている。」というご不安な声を耳にすることがあります。これはピンホール(気泡)と言われる現象です。外壁塗装をしたばかりなのに、ポツポツと穴があいていると施工不良なのではないかとびっくりしてしまいますよね。

     今回は、外壁塗装後に見つかるピンホールについて、その原因や対処法を詳しくお伝えしていきます。

    外壁表面の塗膜にポツポツと発生する小さな穴をピンホールと呼びます

     外壁塗装後の表面にピンホールが発生するのは、塗料の内部が乾かないうちに水分が蒸発して塗膜に穴があくことが理由です。空気が空ける穴のため「気泡」とも呼ばれます。


    ピンホールは外壁塗装の施工不良?
    広い範囲に1つや2つのピンホール
    あまりにもたくさんのピンホール
    ピンホールが発生する時期・タイミング

     通常は施工が完了してから1週間〜10日くらいの時期にピンホールが発生します。ピンホールに限らず、外壁塗装の工事が終わってからは「施工不良が出ていないか」をしっかりとチェックする必要があります。施工後1〜2週間くらいまでは、外壁がどんな状態になっているか頻繁に観察してみてください。

    ピンホールが発生する時期

    外壁塗装の施工不良でピンホールが発生する原因

     あまりにも広範囲にたくさん発生したピンホールは、外壁塗装の施工不良です。ただ、発生原因はいくつもあります。ひとつずつ見ていきましょう。

    塗料が乾ききる前に重ね塗りを行った

     ピンホールの発生原因に多いのが、塗料の乾燥が不十分なまま重ね塗りをしたケースです。
     外壁塗装は基本的に3回塗料を塗ります。下塗り・中塗り・上塗りという3回の工程を経て塗装が完了します。

    塗料規定や天候に則った乾燥時間が必要

     それぞれの段階で、塗料が乾かないうちに次の工程に進んでしまうと、内側の塗料の中にある水分が乾燥する際、外側の塗膜に穴を開けてしまうのです。

    塗装の正しい乾燥時間について詳細はこちら
    塗装前の下地調整が十分ではなかった
    高圧洗浄

     ひび割れや小さな穴があいている場合、塗料を塗る前に補修しなければなりません。

    ひび割れや穴を補修

     材質が金属である場合や、既存の塗膜が残っている場合には、洗浄後にケレン作業を行います。

    ケレン作業

     外壁塗装で施工不良を防ぐには大事な下地調整。しかし、「手抜き作業」「技術や知識が足りない」といった理由から、丁寧に作業を行わない外壁塗装業者もいます。質の悪い業者への依頼は、たとえ金額が安くても、その分施工不良のリスクを招きます。技術と知識が豊富で施工実績も多く、信頼できる塗装業者を選ぶことが大切です。

    塗装の仕上がりをより美しく長持ちさせるケレンについて
    塗料の希釈率が適切ではなかった

     外壁塗装で使う塗料は、開封すればすぐに塗れるわけではありません。塗装前に、水・シンナー等を用いて塗料を希釈する必要があります。

    塗料の希釈率が薄すぎたり濃すぎたりすると施工不良としてピンホールが現れる
    気温や湿度などに合わせ希釈率を微調整するなど職人の技術が問われる

     塗料の希釈率は塗料メーカーによって目安が定められておりますが、塗装時の天候・気温・湿度によって微調整する必要があります。この調整には職人の技術・経験が問われます。適切な割合で希釈できず、「濃い」「薄い」状態で塗装してしまうと、ピンホールが発生するリスクが高くなります。

    塗装時に気をつけるべき塗料の塗布料や希釈率について
    塗料を厚く塗りすぎた

     塗膜の厚みによってもピンホールができてしまうことがあります。メーカー規定の塗布量を守って適度な厚さで塗布できれば品質も保てますが、「厚過ぎ」「薄過ぎ」どちらの場合にも、品質は悪くなってしまいます。

    厚すぎても薄すぎてもピンホールの原因に!規定塗布量を守りましょう

     外壁塗装は「塗料を上から塗ればいい」という単純なものではありません。経験の浅い職人が塗っている、手抜きをしようとしている、知識が足りずに工程に不足があるといったことがピンホールの発生につながります。外壁塗装は「どの業者に頼んでも同じ」ということはなく、職人の豊富な知識と腕が問われる作業です。外壁塗装業者を選ぶときは、見積額の安さなど目先の視点で選ばないように気を付けましょう。

    塗装業者を選ぶポイント

    点検・お見積りは街の外壁塗装やさんへ

    塗装をした日の気温が適切ではなかった

     塗装をした日が、「塗装に適した気温でなかった」という理由からピンホールが発生することもあります。外壁塗装用には適した気温があり、特に注意したいのが、気温が高過ぎる夏、気温が低過ぎる冬です。

    夏_気温が高すぎる
    冬_気温が低すぎる

     気温が高い場合、塗料表面と内部で乾燥スピードにムラが出ます。外気に直接触れる表面の方が内部よりも先に乾燥してしまうことでピンホールの原因になります。逆に、気温が低い日ではそもそも塗料が乾燥しづらく、ピンホールが発生しやすくなります。


    塗料にゴミや砂などの不純物が混入した
    ゴミや砂などの不純物

     ゴミや砂など、本来入るべきではない不純物が塗料に混入することで、ピンホール発生のリスクが高まります。

     塗装前に下地調整で汚れを落としても、ゴミや砂の入った塗料で塗れば無意味なものとなってしまいます。

    塗装器具に問題があった(スプレー工法)
    ローラーとスプレーガン

     塗装で使う器具に問題があってピンホールができることもあります。
     通常、外壁塗装の塗装方法にはローラーを使って手で塗っていくローラー工法と、スプレーガンという機械で塗装していくスプレー工法があります。汚れが付いたスプレーガンで塗装してしまうと、油分が塗料に移りピンホールが出てしまう可能性があります。

     また、スプレーガンの使い方に問題があるケースもあります。圧力調整や間違った使い方でもピンホールはできるかもしれないのです。通常は、ローラー工法よりもスプレー工法の方が塗りやすいとされているものの、やはり技術が問われる作業です。

    ローラー工法と比べると難易度が低いスプレー工法ですが技術力は必要
    塗装業者を選ぶポイント

    ピンホールを見つけたら、放置してはいけない

     外壁塗装で綺麗になると嬉しいですが、ポツポツとたくさんのピンホールを見つけるショックですよね。見た目を損なうことはもちろんですが、機能的にも問題があるため、見つけた場合には放置せずに施工業者へ連絡しましょう。

    ピンホール画像

     例えば、ピンホールが深くなっている場合、その穴から外壁の下地にまで雨水が入り込みます。外壁下地だけでなく、家の柱や壁など躯体へのダメージも大きくなるでしょう。また、雨が降るたびに雨水が浸入し湿気が蓄積されることからシロアリ被害の要因になる恐れも考えられます。

    ピンホールの小さな穴から雨水が外壁内部へ浸入し木材を傷める

    ピンホールを発見した時の対処法
    施工業者に連絡する

    ○塗装した施工業者への連絡を


    保証書の内容を確認

    ○塗装後にもらった保証書を確認



    ○施工業者がしっかり対応してくれない…!そんなときは第三者機関への相談をする

    第三者機関に相談する

     たとえば、消費生活センターへの相談です。消費者生活センターはあくまでも相談機関のため、電話したからと言って補修対応をしてくれるわけではありません。基本的には、「お客様」と「施工業者」との話し合いとなるものの、消費者生活センターでは「どうすべきか」というアドバイスをしてくれます。一人で悩んで時間が過ぎるよりも、第三者をまじえることで少しずつ解決に向かうケースもあります。



    ○見つけたピンホールはDIYで直してもいいの?
    別の塗装業者に修理を依頼

     あらゆる方法で施工業者に対応を促しても、まったく取り合ってくれないケースも考えられます。特に、悪徳業者などに塗装を依頼してしまった場合は、連絡がつかなくなる可能性もあるでしょう。どうにもならないときは、別の塗装業者に相談すれば修理してもらうこともできるでしょう。ただし、当然ですが補修費用が必要になります。施工業者がどうしても対応してくれないケースでは、別の業者に相談するのは最終手段として頭に入れておくといいかもしれません。

    外壁塗装は何より業者選びが最重要

     ここまでお伝えしたように、外壁塗装でピンホールができるのは塗装業者の知識・技術不足が主な原因かもしれません。つまり、施工不良を起こさないような正しい工程を踏んで丁寧な作業を行ってくれる塗装業者に依頼することこそがピンホールを防ぐ秘訣です。また、正しい工程で塗装してくれる信頼できる業者を選ぶことで、万が一ピンホールが起こってもしっかりと対応してくれる安心感もあります。ただ、どういった業者を選べばいいか、判断するのが難しい方もいらっしゃるでしょう。

    業者の技術力が非常に重要な外壁塗装は私ども「街の外壁塗装やさん」へお任せください!

     私ども「街の外壁塗装やさん」はピンホールができないように、お客様の外壁塗装を正しい工程で行います。業者の技術力が求められる外壁塗装を丁寧に施工いたします。ぜひお任せください。


    ○外壁塗装は塗装を専門に行っている業者に任せるべき

    様々な分野の業者が外壁塗装を行っています

     これらの業者の場合、「外壁塗装」に限らず、さまざまなリフォーム相談に乗っています。そのため、外壁塗装に関しての知識がずば抜けているわけではなく、知識が疎い範囲もあるでしょう。依頼すれば相談や施工も請け負ってくれるでしょうが、技術不足で施工不良を起こすかもしれないことを前提に考えておく必要があります。

     外壁塗装は、お伝えしたように「細やかな下地調整」、「正しい希釈率の塗料を均一な厚みになるよう塗る」など、経験に裏付けられた知識と技術が求められます。施工技術に乏しい業者であれば、それだけピンホールなどの施工不良を起こしてしまう可能性があります。

    外壁塗装はピンホールなどが発生しないよう高い技術を持った業者へ任せることが大切

     私ども、街の外壁塗装やさんは、塗装工事の専門店です。外壁塗装や屋根塗装などに関しての知識と経験が豊富なスタッフが揃っています。施工不良を起こさない施工方法も習熟しているのでご安心ください。

    街の外壁塗装やさんはピンホールの発生原因や発生しないための施工方法も熟知しております

    ○最長15年の長期保証があり安心
    施工保証書

     正直なところ、施工不良に関しては「絶対に起こらない」とは断言できない部分があります。熟練の職人が塗ったとしても、何らかの要因で施工不良となってしまうケースも十分に考えられます。そこで、街の外壁塗装やさんでは最長15年という長期保証を掲げています。

    施工事例一覧はこちら
    お客様の声一覧はこちら

    まとめ

     ピンホール(気泡)は、外壁塗装を行ってから1週間~10日ほど経過した後現れることがあります。

    • ・ピンホールは施工不良が起こって発生するもの

    • ・ピンホールはさまざまな原因で発生するが、基本的に知識と技術力がある施工業者なら発生させないような丁寧な塗装をしてくれる。そういった業者の場合、発生確率は低い

    • ・ピンホールだけでなく、そもそも外壁塗装で施工不良が起こらないようにするには業者選びがかなり重要

     外壁塗装でピンホールが発生する場合、「塗料が乾燥しないうちに重ね塗りをした」「正しい希釈率を守らずに塗装した」「塗料が厚すぎた」という原因によるケースが多いです。これらを防ぐには、ピンホールについて詳しく知り尽くした業者であることが求められます。施工不良が起こるのは、つまりは施工業者の知識と技術が足りていない可能性が高いのです。私ども街の外壁塗装やさんでは、品質を重視した外壁塗装を適正価格でやっております。また、正しい知識と高い施工技術をもってしても施工不良が起こる確率はゼロとは言えません。そこで、お客様が安心できるように最長15年の保証もお渡ししています。外壁塗装のことなら、ぜひ街の外壁塗装やさんにご相談ください。

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